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コラム詳細

2012/01/01掲載
初夢
お正月を特別なものと感じている日本人は多い。そもそも正月とは何だろうか。辞書を引くと「1年の一番最初の月」と書かれている。一般的には、元旦から3日の「三が日」や、7日(地方によっては15日)までの「松の内」を指すことが多い。正月に「お」をつけるのも特別な意識の表れだ。これは、何に由来しているのだろうか。

古来より、元旦には1年の幸福をもたらす年神様(としがみさま)が各家庭に降臨すると言われている。年神様は、田の神、山の神でもあるため、子孫繁栄や五穀豊穣に深く関わり、人々に健康や幸福を授けるとされている。また「1年の計は元旦にあり」というのも年神様を迎えることに由来し、御来光やおせち料理、お屠蘇、お雑煮などの関連する様々な行事や風習が生まれたようだ。

誰もが、時の流れは12月も1月も同じはずなのに、年明けからは気持ちを新たにして事に望もうと考える。「書き初め」や「初夢」も新年に対する希望や期待に通じている。ここで、初夢についてミニ情報をひとつ。

いつ見る夢が「初夢」なのかは諸説あり、最初は「大晦日に見る夢」だったようだ。現在では「元日、または2日の夜に見る夢」が一般的だ。新年早々から良い夢を見れば気分がいいし、悪い夢だと縁起が悪い。良い夢の代表に、「一富士・二鷹・三茄子」があり、江戸時代から言い伝えられている。続いて「四扇、五多波古(たばこ)、六座頭」というのもある。

一番は富士山。高くて美しい山、末広がりのものが出てくる夢。これは、高い目標や理想を表し、立身出世につながる。

二番は鷹。鳥のように大空を舞うものが出てくる夢。自由な行動力を表し、開運や夢の実現につながるとされる。

三番は、ナスや、果実、野菜など実るものが出てくる夢。「事を成す」に通じ、畜財や子孫繁栄を表す。

筆者の初夢には、残念ながらどれも登場したことがない。読者の皆さんはどうだろうか。良い夢をみる秘訣に、寶船の絵を枕の下に敷くと良いと言われている。さらに、悪い夢を食べてくれる「獏」の絵を加えるともっと良くなるらしい。お試しあれ。初夢宝くじ(1等・前後賞合わせて1億円)が当たりますように! (翔)

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