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コラム詳細

2008/08/01掲載
クルーズの誘惑
まもなく北京オリンピックが始まる。日本選手の活躍を期待したいが、好成績を収めるためには個人の力だけでなく科学的なサポートが必要だ。水泳ではSPEEDO社の水着が話題になっている。これは素材技術と流体力学がスポーツ科学に応用された例だ。また、一流の選手が見せる泳法も興味深い。背泳ぎのバサロは潜水艦のようであり、バタフライは水中翼船を想像させる。

というわけで少し強引だが、今回は船旅について書いてみたい。筆者は子供のころ「ぶらじる丸」(移民船として有名。総トン数1万t、全長156m)で横浜から神戸までの航海経験がある。洋上のさわやかな風と、ティータイムやフランス料理の夕食、映画など、2泊3日の船旅を今でも懐かしく思い出す。

船に対するイメージは人それぞれだが、最近は豪華客船によるクルージングに人気があるようだ。豪華な食事、様々なアクティビティ(エステやカジノ、ダイエットプログラムさえもある)や各種のエンターテインメント、寄港地での小旅行など、飽きさせない工夫が一杯だ。日常の喧騒を離れゆったりした時間と空間を楽しむ、究極の旅と言えるだろう。ただ、「船酔い」が心配だが、クイーン・エリザベス2に代表される総トン数7万tを超える大型の船舶では、縦揺れは300mの船体が吸収し、横揺れはコンピュータ制御により打ち消すため、時化にでも会わない限り問題はなさそうだ。

クルージングは、お金と時間に余裕のあるお金持ちや定年退職した人のためにあり、自分には関係ないと諦めている読者も多いかも知れないが、実は1週間強の日程で10万円台からの手近なクルーズもあることを知って欲しい。しかも、ジャケットとネクタイさえ用意すればOKなカジュアルなものも多い。日本発着で香港やベトナムを回るものや、現地までは飛行機を使いカリブ海や地中海を巡るものなど、好みと予算に合わせたチョイスも可能だ。

この夏休み、テレビでオリンピック観戦もいいが、仕事を忘れてのんびりと船旅にでかけるのはどうだろうか。人生観が変わるかも・・・。
(翔)

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