プロジェクト・マネジメントのPMコンセプツ/コラム詳細

プロジェクト・マネジメントのPMコンセプツ/コラム詳細

PMコンセプツ・トップページ >> コラム詳細

採用情報サイトマッププライバシーポリシーお問い合わせ

コラム詳細

2016/02/01掲載
サンフランシスコ紀行2015冬
昨年末にも恒例のラスベガス訪問を果たしてきた。ラスベガス自体は、良くも悪くも前回と大きな変化は感じられなかったので、今回は帰路に立ち寄ったサンフランシスコについて記してみる。

ラスベガスから当日に乗り継いで日本に帰るには、通常はラスベガスを早朝に出なければならない。昔は最後の夜は徹夜をして一睡もせずに帰路についたので、むしろ早朝の便の方が便利だったが、最近は体力も衰えてきたため、徹夜はつらくなってきた。そうすると寝坊の心配のある早朝便はリスクが高いと判断し、今回は帰りにサンフランシスコで1泊だけ宿泊することにした。

サンフランシスコの街中に降り立つのは実に30年ぶりになるが、何となく見覚えのある風景が多かったように思う。1泊だけなので定番の観光スポットだけでも見ておこうと思い、フィッシャーマンズワーフ(直訳すると漁師の波止場)に立ち寄り、有名なクラムチャウダーや新鮮なクラブ(カニ)類を食すことを目論んでいた。

ラスベガスからの移動を遅めにしたため、地下鉄の駅そばの繁華街の中にあるホテルにチェックインした際にはすでに午後4時を回っていた。坂の多いサンフランシスコ名物のケーブルカーで目的地に向かうべく急いで近くにあるケーブルカーの始発地点に行ってみると、なんと長蛇の行列が渦巻いていた。チケット売り場には90分待ちの案内が示されていた。

ケーブルカーで行く事以外の選択肢を考えていなかったため、一瞬途方に暮れた。そもそも90分も寒空の中ひとりで並ぶのも嫌だし、その後移動しても目的地に着く頃には真っ暗になってしまう。ガイドブックもなく市内の地図のコピーしか持ち合わせていなかったため、観光案内所で相談しようと行ってみると、そこにも長蛇の列が…。仕方なく地下鉄構内の路線図や簡単な地図と格闘し、何とか地下鉄とストリートカーと呼ばれる路面電車を乗り継いで目的地にたどり着く事が出来た。

夜は寂しいのではとの心配も杞憂に終わり、フィッシャーマンズワーフは多くの観光客で賑わっていた。露店でのクラブなどの海鮮ファストフードを目で楽しんで、混み合うレストランに席を確保した。思惑通りのクラムチャウダーと地ビールを堪能し、あっという間にサンフランシスコの夜は過ぎていった。

今後は、寄り道をするスケジュールをスタンダードにしようかと思案中である。
(七対子)

採用情報サイトマッププライバシーポリシーお問い合わせ