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2015/08/01掲載
ポイントカード
皆さんは、ポイントカードをどれくらい所持しているだろうか。業態を問わず多くの店で採用しているポイント制度だが、有効に活用している人はどれくらいいるだろうか。「会費等は無料です」の言葉につられて、持っていて損はないかととりあえずポイントカードを作り、死蔵している人を多く見かける。(因みに筆者の同僚は、ポイントではなくポイントカードを集めるのが得意である。)しかし多くの場合、ポイントカード作成時に個人情報の提供と引き換えになる事を肝に銘じるべきである。

身近な例としては、コンビニでの買い物がある。「ポイントカードはお持ちですか?」とレジで聞かれる事も多いだろう。因みに、コンビニのトップ4におけるポイント制度は次の通りである。(キャンペーンなどを除く)
・業界4位のサークルKサンクスは、「Rポイント」を展開し、¥100税別で1ポイント獲得
・業界3位のファミリーマートは、「Tポイント」を展開し、¥200税込で1ポイント獲得
・業界2位のローソンは、「Pontaポイント」を展開し、¥100税別で1ポイント獲得
・業界1位のセブンイレブンは、絶対的王者の余裕か、ポイント制度は導入していない。(独自の「nanaco」という電子マネーを使うと、¥100税別で1ポイント獲得)

いずれにせよ、コンビニで¥100未満の買い物にポイントカードを提示しても、消費者には実質的なメリットはほとんどない。一方で、コンビニ側は、今流行りのビックデータを活用して、自社のマーケティング戦略に活用できる。例えば、通販などであなたにお勧めの商品が表示されたりするが、自分の購買履歴を詳細に把握されているかと考えると、個人的にはぞっとしてしまう。皆さんは、自分の購買履歴を無償でコンビニ会社に提供し、それに見合うメリットがなくても気にしませんか。その購買履歴が、第三者に譲渡されても構いませんか。

因みに筆者は、¥99税別のお茶系飲料をコンビニで頻繁に買うが、ポイントは付与されないことが分かっているので、あえてポイントカードは提示しない。にもかかわらず、いちいちポイントカードの提示を促されるのが煩わしくてたまらない。何とか回避策がないものかと日々悩んでいる次第である。(七対子)

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