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2020/07/01掲載
レジ袋有料化
7月1日からプラスチック製レジ袋の有料化がスタートした。とは言っても、その前からレジ袋を有料とする小売店が増えてきていたので、小欄はなるべくエコバッグを持ち歩くようにはしていた。ただ、コンビニでちょっとしたものしか買わない時は、使い終わった後にエコバッグをきれいに折りたたむのが面倒で、ついつい無料のレジ袋に入れてもらっていた。

しかしコンビニも有料化となった7月のとある日、レジでの会計が済んだ後、持参したエコバッグを出したところ、買った品物を店員がエコバッグに入れてくれると思いきや、何もしてくれない。自分で袋に入れろということらしい。「レジ袋を買わないケチな客には袋詰めもしてくれなくなったのか」と(心の中で)文句を言いながら持ち帰ることになったが、この袋詰めについては、店によって対応が分かれているそうだ。

レジ袋を買ったとしても、「袋詰めしますか?」と店員が確認する店もあれば、客の方から「袋詰めしてください」と言わないとやってくれないところもある。中にはレジ袋を買ったとしても、袋詰めは客にやってもらうと決めている店もあるようだ。

袋詰めしてくれなくなったのは、コロナの感染防止のためなのだろう。であれば、客が持ち込んだエコバッグを店員は触らないというのはわかる。客の中には、汚れ放題の不衛生極まりないエコバッグを持ち込むとか、エコバックへの詰め方が気に入らないと難癖をつけられ、対応している内にレジ待ちの客が密になるケースもあるそうだ。しかし有料レジ袋の場合は、元々店内にあるものだから、これまで通り店員が袋詰めしても感染の問題はないはずだ。何となく「コロナ禍とプラスチックごみ問題とをない交ぜにして、そのついでに店員の手間を減らそうとしているのではないか」という余計な憶測が働いてしまう。

小欄の地元の自治体はレジ袋で可燃ごみを出して良いことになっている。つまりごみ回収は無料だ。なので、今後コンビニでは環境にやさしいレジ袋を購入し、袋詰めは店員に委ね、最後は可燃ごみの袋として利用すれば、間接的ながらもゴミ有料化に貢献したことになる。ただそうなると、今度は「レジ袋の使用を自粛せよ」という自粛警察に目をつけられるのではないかとの不安が、老いた脳に募ってくる。(歩)

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