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2018/12/01掲載
「二刀流」の衝撃
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手が今季ア・リーグの新人王に選出されました。昔、佐々木主浩氏やイチローが受賞した時には「日本から来た選手にそもそも新人王の資格があるのか」という議論もあったように記憶していますが、大谷選手に関してはそのような議論は皆無であったように思います。

ソーシア前監督は「二刀流は特別な才能が必要で、誰にでもできることとは思わない」と述べていたように、投打二刀流の衝撃が評価されていることは間違いないでしょう。思い返してみれば、大谷選手の渡米前に多くの評論家は、「メジャーでは二刀流は無理だ」と断言していました。投打は両立できないことを当然としてきたトッププロの世界の常識を覆したことが驚きであり、そして痛快です。

「先入観は可能を不可能にする」
これは、大谷選手の花巻東高校時代に、野球部の佐々木洋監督が「言霊」として紹介し、特に影響を受けた言葉だそうです。彼が先入観に支配され、世の中の常識に屈服していたら、今季の輝かしい姿は見られなかったかもしれません。そういう意味では、周囲の大人たちの存在が重要でした。

高校卒業後、メジャーリーグ挑戦を表明していた大谷選手は一時、投手一本に絞るつもりでいましたが、そこに日本ハムの栗山英樹監督は「誰も歩いたことのない大谷の道を一緒につくろう」と二刀流を提案し、共にメジャーへの道を目指しました。周囲の理解にも後押しされ、純粋無垢な野球少年は練習や経験を積み重ねて球界最高のメジャーにたどり着きました。

スポーツの世界には節目節目にスーパースターが現れるものです。大谷選手が異色なのは、これまでの常識を打ち破る新たな価値観を提供し、野球の楽しさを再定義しているところでしょうか。大谷選手は初ホームランを打った時に、時間差で祝福するという「サイレント・トリートメント」を受けました。しかしチームメートは大谷選手に抱き着かれてサイレントが長続きせず、あっという間に“祝祭”となりました。あのときの眩しい野球少年の“笑顔”!スーパースターは潜在的に「愛される資質」を兼ね備えているものです。(蹴人)

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