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コラム詳細

2018/10/01掲載
「働き方改革」よりも「働きがい改革」
「働き方改革」について、多くの企業が対応に取り組んでいます。そもそも「働き方改革」誕生の背景としては、少子化による労働人口の減少、長時間労働の問題、海外に比べて見劣りする労働生産性、正規・非正規の不合理な処遇の格差、子育てや介護との両立、副業・兼業など働き方の多様化など、さまざまな構造的要因があります。「働き方改革」の目指すところは、一人ひとりの意思や能力、そして置かれた個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を選択することができる社会の実現。それによって、ワーク・ライフ・バランスの実現、生産性の向上を達成することです。

…と、ここまでは、反論しようのない美辞麗句の結晶化したスローガンです。しかし、いくつかの施策はあるものの、やはり一番目立つのは「労働時間の是正」です。実際に、「週休3日制度」「短時間正社員制度」「時間単位での有休休暇取得制度」などを制度化し運用している企業に、国は助成金を支給しています。実際、ほとんどの企業が「残業にうるさくなった(厳しくなった)」と感じているはずです。

生産性=アウトプット/時間 ですから、生産性を上げるためには自ずと2つの方法しかなく、@分母を減らす=時間を減らすか、A分子を増やす=創意工夫によって付加価値を上げる、しかないです。現時点では、圧倒的に@の従来型の「タイムマネジメント(時間管理)」の視点が中心になっています。

タイムマネジメントは見える化・測る化しやすく効果が(一見)測定しやすいですが、これからの時代に必要な視点は、タイムマネジメントに加えてストレスマネジメントです。労働の質にも拘らなければ駄目です。人は幸せになりません。ストレスだらけの職場でストレスだらけの仕事の時間を減らすという発想ではなく、ストレスレスの職場でストレスレスの仕事をすることによって付加価値を出すことを目指す方が健全に決まっています。ストレスマネジメントと生産性の方が残業禁止よりも重要です。「働き方改革」に振り回され、社員に発破をかけ、一応残業が減ったレポートが作られて安心する。…でも社員の心はストレスだらけ、だとすれば意味が分かりません。(蹴人)

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