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コラム詳細

2008/03/01掲載
RTW
鳥のように空を飛ぶこと、これは石器時代からの人類の夢だった。1903年にウィルバーとオーヴィルのライト兄弟がライトフライヤー号でささやかな飛行に成功して以来、100余年が経過した現在では、大型の航空機が秒刻みで世界の空を飛びまわっている。日本でも、他の交通機関と比較して運賃がリーズナブルになっている昨今、飛行機が一般的な乗り物になっている。2次元の世界の鉄道や自動車にくらべ3次元の空間を移動する飛行機は操縦や制御が格段に難しく、重い機体を空中に浮かばせる技術はすごいものだと思う。多少高価であっても空を飛びたいと憧れる人は少なくないはずだ。

鉄道マニアや自動車好きがいるように、航空機ファンという人種もいるようで、全航空路線を制覇することを目指してひたすら飛行機に乗ることを趣味にしている人がいると聞く。しかも国内だけでなく世界に目を向ければ、ほぼ無限と思えるほどの航空路線が縦横無尽に存在し、時間とお金と元気があれば、挑戦してみたい気もする。

航空券のひとつに、RTWチケットというのがあるのをご存知だろうか。RTWとはRound The World、すなわち世界一周という意味だが、エコノミー・クラスであれば30万円台で世界一周ができる。これを安いと考えるか、無駄(無意味)と考えるかは人それぞれだろうが、やはりお徳だと思う。世界一周だけを目的に飛行機に乗る人は少ないだろうが、例えば、東京-香港-コペンハーゲン-ロンドン-ニューヨーク-リオ・デジャネイロ-パナマ-ロサンゼルス-メルボルン-東京の西回り世界一周が約40万円である。(ちなみにビジネス・クラスでは約70万円)。通常1年間有効で途中降機が10都市程度できるものが多いので、滞在しながらのんびりと廻ることも可能だ。以前、クリティカル・パス法(CPM)で所要期間を計算したところ、約3万2千マイルを4日間という結果がでた。ほとんど乗り詰めの機中泊だが、時間の無い人でもヤル気になればできそうだ。

プロジェクトに疲れたら息抜きに如何?
(翔)

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