ラスベガス事情2014冬 昨年末にも恒例のラスベガス訪問を果たしてきた。行きはサンフランシスコ経由だったが、乗り継ぎの便が2時間近く遅延。空港で5時間以上の待ち時間が発生し、ラスベガスの空港に着いた時にはもう日が暮れていた。もっとも、到着前の飛行機の窓から、暗闇迫るラスベガスのホテル群のイルミネーションを堪能できたので結果オーライと考える。
今回は、初めて地元住民向けのローカルバスで空港からダウンタウンまで移動。タクシーなら$40以上、空港シャトルでも$10近くかかるところを、$2で済んだ。運行が1時間に1本程度なので、タイミングが合えば今後のスタンダードにしたい。
今回は、クリスマスと週末を挟んでの滞在となったせいか、前回に比べて人出は多かったように感じたが、日本人はほとんど見かけなかった。最近目立っていた中国人観光客もめっきり少なくなっていたので、正にアメリカに来たという感覚であった。年末は東京も寒気に覆われていたようだが、ラスベガスもかなり寒かった。気温も低く風も強かったので、あまりあちこちを歩き回れなかった。
毎回訪れていた馴染みの和食のお店が2軒とも閉店していた。個人的にはアメリカの食事は、満腹感は得られても中々満足感が得られないことが多い中、やはり和食は満足感を得るためには最適なのだが、この2軒の閉店はすこぶる残念である。最低でも$100以上はかかる高級店はいくつもあるが、リーズナブルな価格の和食店を新たに開拓していかなければならないようだ。
変化と言えば、カジノにおいて何とテーブルゲーム(ブラックジャックやルーレットなど)の自動マシーンが登場!小額からの賭け金で楽しめるので、休憩がてら気軽にトライできる。人件費の節約にも繋がっており、今後主流になるかもしれない。ちなみに、この自動マシーンは、日本のパチスロ機の大手メーカーのアルゼ(現ユニバーサルエンターテインメント)が製造した装置で、日本の技術力を応援する意味でも広く普及してもらいたいものだ。
今回は初めて格安スマホを持参したが、現地ではホテルや空港をはじめ、あちらこちらでWi-Fi通信が可能になっており、WebアクセスやLINEなどの通信が気軽に行えて非常に便利な世の中になったと痛感した。
次回訪問も今年の年末になりそうだが、どんな新しい発見があるのか、今から楽しみである。(七対子)
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